@article{oai:okinawauniversity.repo.nii.ac.jp:00000237, author = {吉川, 麻衣子 and YOSHIKAWA, Maiko}, issue = {19}, journal = {沖縄大学人文学部紀要, Journal of Humanities and Social Sciences}, month = {Mar}, note = {差別的言動や旧来の教育内容により,性的マイノリティの児童生徒が不適応状態に陥っている。児童生徒への配慮面のみならず,学校教育での多様な性の取り上げ方も教育的課題である。本稿は,沖縄県教職員の「性の多様性」に関する意識とその実態を明らかにした端緒研究である。調査協力者は287 名である。(a) 全体の7 割以上が性的マイノリティの児童生徒との出会いがない,(b) 教員養成機関や研修会で多様な性について学んだ経験があるのは全体の1割に満たない,(c) 授業で「性の多様性」を取り上げた経験があるのは全体の5.1%,(d) 教職員間でも差別的言動がある,(e) 呼称,名簿,健康診断の面で配慮している学校が全体の2割を超える一方で,「配慮していない」「わからない」は全体の6 割以上であった。今後は,養護教諭や若手教員をキーパーソンとして学校全体で理解を深める機会を増やしていくこと,体験的に「多様性」を感じられる研修内容にしていくこと,授業研究や実践交流の場の創造が課題である。}, pages = {1--15}, title = {沖縄県の学校現場における「性の多様性」の実態 : 教職員を対象とした基礎調査をもとに}, year = {2017}, yomi = {ヨシカワ, マイコ} }