@article{oai:okinawauniversity.repo.nii.ac.jp:00000766, author = {劉, 剛 and LIU, Gang}, issue = {27}, journal = {地域研究=Regional Studies}, month = {Oct}, note = {昭和60(1985)年の沖縄県は、男女ともに平均寿命が全国一位を誇っていた。しかしその後は低下を続け、厚生労働省が平成29(2017)年12月13日に公表した「平成27年都道府県別生命表」によると、沖縄の男性の平均寿命は全国で36位という非常に厳しい結果となり、「長寿の島」とは言えなくなった。平均寿命が低下した要因としては、「脂質摂取量」「カロリー過多」「運動不足」などが考えられるが、実際これらは社会的・文化的問題だともいえる。  そこで今回、琉球温熱療法院院長の屋比久勝子先生との対談を通して、カロリーと栄養は違うということをあらためて認識し、健康予防や未病対策への取組みに、新たな視点で栄養学を学んだ。国は未だにカロリーを重要視し、病院も学校もカロリー計算を基に料理の献立をつくっている。では、そのカロリーの中身は何なのか、と問いたいのである。沖縄県では摂取カロリーは減っているが、脂肪で摂っているカロリーは多い。その歪みが、肥満や生活習慣病という形で現れているのではないだろうか。  屋比久先生との対談を通し、古典栄養学ではなく、分子生物学から導き出した新たな栄養学を通して、カロリーと栄養の違いを認識し、再び長寿日本一を誇れる沖縄県が取り戻せることを、強く願うところである。}, pages = {81--90}, title = {栄養を正しく摂取する生活様式について(その一)1 ― 予防医学と現代医学の接点をめぐって ―}, year = {2021}, yomi = {リュウ, ゴウ} }